良く晴れた週末。道の駅で何気なくバイクを眺めていると、異変に気付きました。
「網、サビてるな」
VMAXのサイドスクープ、吸気口の部分に張られた黒いメッシュに、薄茶色のサビが浮いています。今年の夏、ゲリラ豪雨のなかを走ったあと、拭き上げもせずにカバーを掛けていたせいでしょうか。

(そういえばエッチングファクトリーから、これ用のパーツ出てたよな)とネットを見たのですが、驚くほどレビュー記事がありません。VMAX用の社外部品としては高価な物ではありませんが、あまりに自己満なドレスアップパーツ過ぎて、誰も装着していないのでしょうか?
「とはいえ、サビたままにしとくのは可哀想だからな」ということで、エッチングファクトリーの「サイドスクープ タイプA」を購入しました。
外観チェック
ステンレス製のラジエーターコアガードで有名なエッチングファクトリー。この商品もステンレス(SUS304)製です。

なお、同社のVMAX用サイドスクープには3種類あります。
タイプB:網目が細かい
タイプC:網ではなくルーバー風
どれもステンレス地のシルバー一色なので、タイプBだと吸気口にフタをしている様に見えてしまいそう。残る2つのうち、タイプCも悪くないのですが、より無骨なイメージのタイプAを選びました。

網目の荒さはこんな感じ。きれいな正六角形の穴が並んでいます。円の大きさは微妙に違い、「Etching factory」という文字が入った大きい方が上の穴用、Vmaxと文字が入った小さい方が下の穴用です。
まあ、社名は仕方ないとしても、なぜ車名を入れてしまうんでしょうね……。

裏面。両面テープで貼り付けるようです。

この商品にも写真付き説明書が付いていました。
取り付け&レビュー
じゃ、装着しましょう。例によってシート&ダミータンクカバーを外したあと、サイドスクープを取り外します。

マイナスドライバーが指し示している、サイドスクープ内側のクリップを外します。

続いて、樹脂パーツを固定する2カ所のリングを外します。Eリングかと思ったらCS止め輪。これ、ひん曲げずに外せたことがないんですよね……。マイナスドライバーを使い、テコの原理で外します(そして2回ほど飛ばして探し回る羽目に)。
さらに、こんな所にもCS止め輪が。

計3つのリングを外し、両面テープをベリベリ剥がすと樹脂パーツが外れます。せっかくなのでサイドスクープの中を掃除。純正の網は目が細かいのですが、謎の羽虫の死骸などもあったので、けっこう吸い込んでるもんなんですね。

さらにここのクリップとボルトを外します。

はい、外れました。

裏返すとこんな感じ。

網を外してから、パーツクリーナーで掃除します。

両面テープの剥離紙を剥がしてから……

「この辺かな?」という感じでエイヤっと貼り付け。あとは元通り組み直していくだけです。

↑Before/After↓

アメ車のマッスルカーみたいなイカつい雰囲気に。……思っていたよりも主張するパーツですね。しばらくこれで乗ってみて、気に入らなかったら黒く塗ってしまうかもしれません。
網目が大きいので虫をバリバリ吸い込んでしまうかも。エアクリーナーの掃除が増えるかな?
まとめ
・小さなパーツなのに、印象が変わる
・ステンレスなのでさびない
・板厚があってしっかりしている
・社名と車名が入ってなければいいのに……
価 格:5,500円(税込)
満足度:★★★★
総 評:板の厚みがあるので、安っぽさがなくていい感じです。
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