……はい。
気を抜いていたら、あっという間に1月も後半戦に突入してしまいました。
でもって今さらですが、昨年末に窓・網戸掃除用アイテムとして購入した、工進 「ミスターオート 蓄圧式噴霧器 HS-401E」をご紹介しましょう。
購入に至る経緯
数ある大掃除スポットの中でも苦手としているのが、窓&網戸。
我が家は近くに交通量の多い道路があるため、少し放っておくと窓は真っ白になり、網戸は「油を含んだカーボン」的な汚れがみっしりと付いてしまうのです。
ネットで調べると、網戸掃除の基本は「ホコリを落としてから洗うこと」だとか。でも、粘り気のある汚れなので、乾いたブラシでは落としきれません。「メラミンスポンジがいい」なんて話もありますが、汚れがたまりすぎてるせいで、網戸を一枚掃除するだけで、スポンジの2/3を使い切ってしまう始末。また、仮にホコリを落としたとしても、私はマンション住まいなので、ベランダに大量の水を流すことができません。
しかたなく、水の入ったバケツを用意し、網戸を水拭きしてはジャブジャブゆすいで……を繰り返すのですが、なんせ冬は手が冷たい(「なら、夏にやればいい」という声には耳をふさぎつつ)。
そこで、窓&網戸掃除がラクになりそうな物を探したところ、以下のアイテムが浮かび上がりました。
なお、エアコンの掃除に使っている人はいましたが、窓&網戸掃除に蓄圧式噴霧器を使用している人の記事を見つけることはできませんでした。まあ、安いし、失敗したらしたで。
外観チェック
「The園芸用品」的な緑1色刷りのパッケージ。
説明書も付属していますが、箱の表面を読むだけでも使い方が把握できます。
なんと、マシン油剤、石灰硫黄合剤にも使用できます(←それがなんなのかまったくわかってない)
今回購入したのは4Lのモデル。本体重量は約1.0kg。
タンクは日光(紫外線)により劣化が進みますので、使用開始後4年を目安に新品と交換して下さい。
とのこと。
本体を出してみましょう。意外にコンパクトですね。一番上のでっかい黒レバーをポンピングすると、タンク内に空気が送り込まれ、その圧で水を噴射する仕組み。要は水鉄砲みたいなものですね。
ホースの先端にはシンプルなスイッチ。握ると水が出ます。
また、握った状態でスイッチを上にスライドさせると、噴射しっぱなしになります。
タンク内の空気圧がある一定を超えると、赤い弁が持ち上がり、プシューッと気圧が下がります。また緊急時には赤い弁を直接引っ張って圧を抜くこともできます。
タンクに貼られた「はがす」という紙を剥がすと……
「タンク交換時期お知らせラベル」が登場。紫外線によって退色するステッカーで、左の紺色部分が右の水色と同じになったら、タンク交換時期だそうです。
ホース先端のスイッチ部分に、別パーツの金属ノズルをセット。接続部分にはモレ防止のパッキン付きです。
先っぽのノズルを回すことで、直射~霧状(ワイド)まで調節可能。全体的にシンプルな構造ですが、無駄を削ぎ落としきったプロツールの雰囲気がありますね。
では使ってみましょう。
レビュー
水だけでは油汚れは落ちないと考え、食器用洗剤をチョコッと入れてから水を2リットル投入。シャボン玉も作れないくらい薄~い洗浄液を作ります。
ポンプを挿入し、シュコシュコと加圧。ポンプはとても軽く、自転車のタイヤに空気を入れるときよりもはるかに楽です。
25回ポンピングしたところで赤い弁が上がってプシューッと吹き出しました。2リットルだと、ポンピング23回が目安でしょうか。最後にポンプのレバーを右に回してロックします。
窓に向かって吹いてみました。なかなかの勢いで水が出ます。当然ですが動作音は静かで、サーッと微かに音がする程度。
窓は、汚れを洗い流す勢いで洗浄液を掛けてから、100円ショップで買った安いスクイジーでキューッと水切りすればキレイになります。
窓掃除に夢中になってしまい、Before Afterを撮り忘れてしまいましたが、だいたい想像していた程度の便利さですね。
網戸は、ワイド噴射モードにして、
(2)網戸に対して斜め30度に傾ける
(3)網を伝って流れ落ちる水が透明になるまで吹きかける
(4)左から右、上から下へとジワジワ場所をズラしながら洗う
と時間をかけて行うことで、表裏が同時にキレイになりました(写真がないから伝わりにくくてすみません)。
まとめ
・「噴射しっぱなしモード」は手が疲れずとても楽
・シンプルな構造で壊れにくそう
・水圧だけで汚れを落とせるほどのパワーはない
価 格:1610円(税込)
満足度:★★★☆
総 評:この水圧じゃホイールの汚れは落ちないけれど、逆にラジエーター掃除にも安心して使えそう。
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