10月頭のソロキャンプツーに向けて、装備を見直しています。
なんせ、私のキャンプ用品は、物によってはもう20年ぐらい使っている時代遅れのアイテムばかり。キャンプ用品って、基本的にシンプル&頑丈だから壊れず、なかなか買い換えるチャンスがないんですよね。
で、この機会に色々と追加・新規購入しようと調べていて、気になったのが焚き火台。
アウトドア雑誌などで「直火は良くない!」と盛んに言われるようになり、焚き火台が普及し始めたのは15~6年くらい前でしょうか。今はだいぶコンパクトな焚き火台が増えていますね。これならバイクで持ち運べそう。
で、「どうせなら焚き火だけじゃなくて、調理もできるものが欲しいな」と欲が出てきて、笑’s コンパクト焚き火グリル の「B-6君 3点セット」を購入しました。
購入に至る経緯
今回、私は初めて存在を知った「B-6君」ですが、実はすでに販売から10年近く経っているベストセラー商品とのこと。なもんで、鹿番長ことキャプテンスタッグや中華メーカーから、半額近い値段で バッタモン コピー品 よく似た後発品が出ています。
でも、「キャンプグッズは、できるだけオリジナル品を買うべき」という信念のもと、笑’sを選択しました。……いや、別にブランド主義なわけじゃないんです(私のツーリングテーブルは鹿番長ですし)。
後発品は、オリジナル品の欠点を改良しているケースも良くあります。が、オリジナルより極端に値段が安い場合は、ほとんどが本家の性能を超えていないように思うんですよね。
実際、笑’s以外の焚き火グリルは、形こそ良く似ていますが、ロストルと灰受けの間に通風口がなく、エアフローが悪そうでした。酸素がなきゃ火は燃えない。これじゃ火柱が上げられんだろ、と。
で、焚き火をするだけなら「B-6君」だけで十分なんですが、調理に使いたい人のための「グリルプレート」や、ガンガン火を燃やしたい人のための「ハードロストル」がオプションで用意されています。
私はそのどちらにも当てはまるので、「3点セット」を購入したわけです。
開封・組み立て
「B-6君」はその名の通り、収納状態でB6サイズ。100均に売ってそうなポーチに入って到着しました。
中には本体とグリルプレート、ハードロストルがキレイに収まってました。
グリルプレートはなかなかの板厚&重さです。
黒皮鉄板に塗装や防錆剤などの加工を一切せず生地のまま使用しておりますので(略)
ということで、使用前に洗ってからオイルを塗って焼き、油を馴染ませる作業(シーズニング)が必要なんですと。
こちらがハードロストル。
ちょっぴり厚めな黒皮鉄板ハードロストル 過激な焚き火ストにお薦めです♪
とのこと。
左からゴトクとなる板、付属のステンレス製ロストル、オプションのハードロストル。付属のロストルとハードロストルは、板の厚みも重さも全然違います。
では本体を組み立てましょう。
カマドの左右となる板を立てます。中にはカマド前後の板が入っていました。
カマド後部の板がこちら。大きく2つの切り欠きがあるほうを下にして……
差し込みます。
カマド前部の板には開閉できる扉付き。同様に差し込めば……
カマド部は完成。
次に、切り欠きのある方が外側になるようにハードロストルをセット。
足を起こして……
ゴトクをセットすれば……
完成です。組み立てに難しい部分はなく、慣れれば1分もかからず組めそうですね。
本体はかなりカッチリしてますが、この置き方だとゴトクが軽くガタ付きます。ゴトク用の切り欠きは5カ所あるので、ケトルなどの重い物を乗せるときは、板を斜めに掛ければいいでしょう。
ゴトクを外してグリルプレートを乗せたところ。焼き肉屋みたいですな。
横には笑’sのロゴが。
収納時には一式がグリルプレートに収まります。
合体ロボ的なギミックにワクワクが止まりません。
レビュー
ということで、先日の一泊キャンプツーで使ってみました。
まずはサラダ油を塗ってグリルをシーズニング。
ロゴが浮かび上がってキレイですね。
コンビニで買ったでかい焼き鳥を焼いてみました。頑張れば3本載るかな。ソロキャンプにはちょうど良いサイズですね。
まとめ
・組み立てギミックがおもしろい
・グリルプレートを乗せると、前面扉から薪を入れるしかない
価 格:6696円(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:姉妹品でA-4サイズ、B-5サイズもあるようですが、このサイズが良いんです。持ってるだけでワクワクしますね。
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