子供の頃、アンコが苦手でした。あんまんを食べる兄を「よくそんな甘ったるいもんが食べられるなぁ」と眺めつつ、肉まんを頬張っていたものです。
いつの頃からか白餡が食べられるようになり、やがてこし餡もいけるようになりました。今では粒あんも食べられますが、それでもどちらかといえばこし餡のほうが好きです。
さて。
3連休だというのに一向に熱が下がりません。ベッドでうなされているうちに薬の時間になったので、昨日買ってきたアイスの中から、丸永製菓の「あいすまんじゅう」をセレクト。これを食べてから薬飲むことにしましょう。
レビュー
パッケージをまじまじと見てびっくり。これ粒あんじゃん! しかも「まんじゅう」っていうから「雪見だいふく」的なのを想像してたら、原材料をみても餅的なものが何も入ってないじゃないですか! ひどい、詐欺だ!(←全部自分のせい)
まあ、買ってしまったものは仕方がない。責任持って食べましょう。
箱を開けてみると、めちゃめちゃ無骨なアイスが出てきました。
いやいやいや。リボルバーのシリンダーかと。これ、子供の口に入るサイズじゃないでしょうが。おもしろいけど。
気を取り直して実食。……うんめぇ!
「ホームランバー」的な安い味を想像していたら、バニラアイスの濃厚さにびっくりしました。冷凍庫から出したばかりなのに歯で噛み切れるのは、乳脂肪分が高いアイスならでは。ねっとりとした滑らかさがありながら、いやな後味を残さず、甘さがスゥッと消えていきます。
粒あんもどっしりとしていながら、上品な甘さ。しかも、粉っぽさや小豆の皮といった、粒あんにつきもののネガティブ要素がまったくありません。冷凍庫から出したばかりだというのに、こちらもねっとりと噛み切れます。こんな商品が出るぐらい硬い「あずきバー」はなんなんだ、一体。
期待していなかったせいか、あまりのギャップに、あっという間に完食してしまいました。
まとめ
・上品な粒あん
・ごつい見た目
価 格:194円(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:今年食べたアイスで3本の指に入る美味しさでした
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