ペットグルーミング用手袋 買った。

日用品

猫は舌で自分の毛づくろいをしますが、その際、抜け毛を飲み込んでしまいます。飲み込んだ毛は、便に混じったり、たまに吐いたりすることで外に排出します。ただ、家の猫はこれまで吐いたことが2回しかありません。

上手に毛を排出できないと、おなかにたまった毛がボールを作ってしまい、場合によっては手術が必要な事態になることもあるそうです。そこで、こまめにブラッシングをして、抜け毛を取り除いてあげることが重要です。

……が。
家の猫どもはブラッシングが苦手なのです。家に来たばかりのころはまだ、嫌がりつつもブラシを掛けられたのに、今じゃ身体を低くして逃げ回る始末。寝ているすきを狙ったり、逃げたらしつこく追わないようにしたり、いろいろ試しているんですけどねー。

もちろん、ブラシも金属製のコームやラバーブラシ、豚毛のブラシ、ファーミネーターなど、いろいろ試しています。ええ、猫のためなら惜しみなく金を使うおっさんです。

そんなある日、なでるだけで抜け毛をキャッチする「トゥルータッチ」という商品を見つけました。「あー、良さそうだなぁ……って高っ!

ためしにアマゾンを見てみると、同じような「ペットグルーミング用手袋」の両手セットが激安で売ってます。ということで、さっそくポチってみました。

レビュー

Pet Grooming Glove Brush。略してPGGB(いま勝手に作った)。中国製。

ポツポツがたくさん並んだシリコン製のパッドが、手袋に縫い付けられています。

裏面は蒸れないようにメッシュ素材となっています。手袋自体はちょっと大きめで、男性でも問題なく入るサイズ。女性だとブカブカかも。

一応、手首を絞るマジックテープ付き。

うーん、これコピー品っていうより、「トゥルータッチ」を作ってる工場の横流し品じゃないのかなぁ。ポツポツの配置も同じように見えますね。

じゃ、使ってみますか。

違和感がないようで、素直に撫でられています。これは行けるかな?

2度、3度と撫でるうち「……あれ? これ手の平じゃないかも」と気づいた様子。ちなみに取れた毛の量はこれぐらい。思ったほど取れませんね。

なお、このあといつものブラシでブラッシングをしたら、ごっそり抜け毛が取れました。いつも使ってるのはこれ。

抜けた毛の量が少ないせいか、「トゥルータッチ」やアマゾンの説明ページみたいに、ペロっとフェルト状に毛を剥がすことができません。

指でチマチマ毛をとってごみ箱に入れるおっさんと、好奇心丸出しで手袋のニオイを嗅ぐ灰色、そして、灰色のケツの臭いをかぐ茶色の図。

 

まとめ

○良いところ
・価格が「トゥルータッチ」の1/5
・両手セットで、左利きの人でも使える
・猫が嫌がりにくい

 

△残念なところ
・我が家の猫の毛は、それほど取れなかった

 

価 格:999円(税込)
満足度:★★★ 
総 評:
猫用ブラシ難民の旅は、まだまだ続きそうです

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