COCOCORO「ゴムまな板」買った

COCOCORO「ゴムまな板」の外観。 調理器具

深く考えずに購入したのに、ずっと使い続けることになるものってありますよね。
「まな板」もそのひとつではないでしょうか。

我が家のまな板は、よくあるプラスチック製のタイプ。10数年(もしかしたら数10年?)使っているため、ところどころ傷や落ちない汚れもついていますが、まったくダメになる気配はありません。……というか、まな板ってどうなったら「ダメ」なんでしょうか。

ところが今から半年ほど前、偶然「ゴムまな板がいい」という記事を見つけてしまいました。なんでも、

・プラまな板よりも刃当たりがやわらかい(木製まな板に近い)
・木製まな板と違い水を吸わない(カビなどが生えない)
・木製まな板と違い、漂白剤もガンガン使える

という、プラスチックまな板と木製まな板の、いいとこ取りの商品なんだとか。

(そういえば、子どものころ実家で使ってた木製まな板は、使いやすかった気がする……)
ということで、それから半年ほどたった先日、COCOCORO「ゴムまな板」を購入しました。

購入に至る経緯

さて、なんで半年も経ってから買ったのかというと、長いこと売り切れだったんですね。

そもそも最初に買おうと思ったのは、プロの料理人も使っているというゴムまな板、パーカーアサヒの「アサヒクッキンカット」シリーズでした。ところが調べてみると値段がピンキリ。

よくよく見ると「家庭用」「業務用(ソフト)」「業務用」の3種類があって、価格が2~3倍くらい違うんです。大きさだけの違いかと思いきや、「業務用」には木粉が練り込まれていて、より木のまな板に近い質感なんだとか。

(どうせなら業務用がいいよな。どれが一番安いかな……)とAmazonを眺めているとき、ふと気づいたのが、類似商品のところに表示されていた、COCOCORO「ゴムまな板」でした。

調布にある「COCOCORO」というお店のオリジナルまな板のようで、小さいのに高い。なのに、やたらレビューの評判がいい。有名店さんなんでしょうかね(←よく知らない)。

検索すると、お店の人がオリジナルまな板を紹介する、33分もの長編動画がありました。

ざっくりいうと、「アサヒクッキンカット 業務用」をベースに、家庭で使いやすいように細部にまでこだわって、パーカーアサヒにオーダーした特注品だそうです。Amazonのみでの販売らしいのですが、作っては完売、作っては完売……という状況なんだとか。

で、その時もやはり売り切れており、眠かったこともあって「まあ、縁が無かったと言うことで……」と、そっとブラウザを閉じたのでした。

それから半年ほど経ち、別の物を購入しようとAmazonを見ていると、COCOCORO「ゴムまな板」の在庫が復活してるじゃないですか。

(あー、これって今買わないと、また品切れになるやつ?)とぼんやり考えているうち、気づくと右手がポチっとしていたのです。

チェック&レビュー

COCOCORO「ゴムまな板」のパッケージ。

シンプルなパッケージで到着。

COCOCORO「ゴムまな板」の大きさ比較。

サイズは24cm×19cm×1.3cm。確かに小ぶりではありますが、「小さすぎる」というほどではない大きさです。でも、重量は750gとかなり重め。臭いを嗅いでみると、心配していたゴムっぽいエグい臭いはなく、微かに木っぽい匂いがしますね。

COCOCORO「ゴムまな板」のロゴ。

右下にはCOCOCOROのロゴマーク。お店に思い入れは無いので、別にあってもなくても良いのですが、表裏がわかりやすくていいかも(表裏まんべんなく使う方が、まな板が曲がらないそうです)。

COCOCORO「ゴムまな板」のエッジ部分。

まな板の表面は、バルサ材とも、すりガラスとも、スエードとも似ていてどれとも微妙に違う、キメの細かいザラザラ感があります。エッジ部分は面取りされてますね。

COCOCORO「ゴムまな板」に空いた穴。

左下には穴が空いてます。重量があるので、親指を入れて片手に持って使う、なんてことはしないでしょうが、たとえばフックに吊り下げておいたりするのにいいかも。

COCOCORO「ゴムまな板」を振り回してみる。

ゴムといってもかなり硬く、手に持ってぶんぶん振っても、まったくしなりません。

COCOCORO「ゴムまな板」の説明書。

ペラ1枚の説明書。まあ、まな板ですからね。耐熱温度は130℃ということで、熱湯消毒もできるようです。ただし、食洗機はダメなんだとか。

COCOCORO「ゴムまな板」で調理。

じゃ使ってみましょう……なるほど、悪くない。

プラまな板が「カン、カン、カン」という切り心地だとすると、ゴムまな板は「コン、コン、コン」とでも言いますか。ほんのわずかに刃が沈む感じがします。木製まな板は、もう少し刃当たりがやわらかかった気もしますが(「トン、トン、トン」という感じ)、もう何十年も前のことなので記憶が美化されているだけかもしれません。

表面がわずかにザラザラしているためか、プラまな板と比べて具材が滑らないのがいい感じです。ただ、ウインナーなら問題はありませんが、タマネギなどをみじん切りするには、サイズが小さすぎるかも。

あと、面白いことに包丁の切れ味が良くなった気がしました。プラまな板のときは「カン、カン」という感触が刃に悪そうで、食材を切りきる最後の瞬間、無意識のうちに力を抜いていたのかもしれません。

いくつか食材を切ってみましたが、まな板表面に傷が付くこともありませんでした。
なお、食洗機の使用はダメとありましたが、「うちの食洗機は湯温78℃なので大丈夫じゃね?」と思い切って洗ってみたところ、今のところ変形などしていない様子です(←自己責任でお願いします)

まとめ

・プラまな板よりも良い切り心地
・具材が滑らず切りやすい
・木製まな板よりも清潔
・取り回しの良いサイズ

・大量に切るにはサイズが小さめ
・まな板にしてはかなり高額

価 格:7,700円 (税込)
満足度:★★★☆
総 評:
過度に期待するとアレかもですが、私は買って良かったです。もっと大きい「アサヒクッキンカット業務用」も買ってみようかな……。

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