Slow Wear Lion「8593CAR」買った。

Slow Wear Lion「8593CAR」の外観。 アウトドア

Slow Wear Lion「8593CAR」の外観。

高校生の頃からブーツ好き。
なかでもゴツイ見た目から、ラグソール(タンクソール)のブーツが大好きです。

10年以上前、Redwingの「RW-8280」というVibram#100仕様エンジニアを手に入れたときは、文字通り血まみれになりながら歩き回って、足に馴染ませたもんでした(遠い目)。

……その数年後、足を折って1カ月ほど入院してしまい、退院してきたら下駄箱の中でカビまみれになってたので、泣く泣く捨てましたが。

閑話休題。

先日のツーリングで、ほぼ毎日雨に打たれていたせいか、2年ほど履いた安物エンジニアブーツにうっすらとカビが生え、独特のカビ臭が漂っていました。

「新しいブーツを買わねば」

ということで、Slow Wear Lionのワークブーツ「8593CAR」を購入しました。

 

購入に至る経緯

「かっこいいブーツは海外製で、革が硬いものが多い」

「私の足は足囲(ワイズ)の広い典型的な日本人タイプ」

=ブーツが馴染むまで足は血まみれ。

RW-8280を捨ててしまった今、再び「血まみれの日々」を乗り切れる自信はありません。ということで、ここ数年は「見た目だけはまともな1万円台の安物ブーツ」を買い、やっぱり満足できず、ソールを貼り替えることなく履きつぶす、ということを繰り返していました。

で、今回もネットで見た目の良さそうなブーツを探していて、Slow Wear Lionのサイトを偶然発見。

「日本人特有の幅広の足型に合せた独自の木型」
「他のどのメーカーよりも足への負担が少ない」
「履き始めから足に馴染み履き易い」

……マジか。

画像で見る限りデザインは良さそう。
エンジニアは3万8664円のやつと、クロムエクセルレザーを使った5万6160円の2種類。どちらも私のような庶民には、現物も見ないでポンと出せる価格ではありません。

すると、レースアップのブーツなら、期間限定で半額になっていることを発見。
ラグソールのワークブーツっていうのも、ゴツくてかっこいいですね。
「まずはこれで品質を見てみるか」ということで、「8593CAR」を選んだ次第です。

開封&レビュー

Slow Wear Lion「8593CAR」の外箱。
立派な箱で到着。

Slow Wear Lion「8593CAR」は日本製。

いつもブーツはUS9を履いているのですが、Webサイトを参考に足のサイズを測り、US8を選択。

Slow Wear Lion「8593CAR」の修理保証カード。

修理保証カードとやらも付いてきました。

Slow Wear Lion「8593CAR」開封の儀。

開けてみましょう。おー、なかなかかっこええ。

Slow Wear Lion「8593CAR」のラグソール。

ラグソールはVibram#100風のオリジナル。ゴツイです。

Slow Wear Lion「8593CAR」はサイドジップ式。

安物のブーツによくあるサイドジップ式……と言われそうですが違います。今回、サイドジップだからこそ選んだんです。

ブーツ(とくにエンジニア)の場合、脱ぎ履きしやすいようにどうしてもシャフト(足首~ふくらはぎの筒の部分)が太くなりがち。すると、ブーツを履くとき

「足入れる」→「パンツの裾をシャフトにかぶせる」

という手間が発生するんですね(ブーツカット以外)。

でも、サイドジップ式だとシャフトが細め。裾もかぶせやすいし、何より足首周辺のフィット感が良い。ここ数年、安物のブーツを履いていたら、サイドジップにすっかり慣れてしまい、
もう普通のブーツは履けない体になってしまいました。

なお、これまでレースアップのブーツを履いてこなかったのも、「脱ぎ履きでヒモをゆるめるのが面倒」だったことが理由。途中のホールまでしかヒモを通さず、スニーカーみたいに履くのも……ねえ。ゴリゴリのブーツ愛好家がなんと言おうと、サイドジップ最高っす!

Slow Wear Lion「8593CAR」のつま先。

ワークブーツですから、先っぽに鉄板は入ってません。

Slow Wear Lion「8593CAR」の不思議なステッチ。

なお、安いのにはちゃんと理由があって、セメンテッド式製法で作られているんですね。かかと付近でステッチが不意に無くなるのは、そのせいでしょうか。ちょっと変な感じ。

Slow Wear Lion「8593CAR」のファスナーはユニバーサル。

ファスナーは、YKKの復刻版「ユニバーサル」。

Slow Wear Lion「8593CAR」のクッション部分。

足首が当たる部分には、痛くならないように高反発のクッションが入ってます。

Slow Wear Lion「8593CAR」の内張り。

特長的な裏地はキャンブレル。

Slow Wear Lion「8593CAR」はCambrelle採用。

蒸れにくさがポイントです。

Slow Wear Lion「8593CAR」の靴紐。

靴紐はナイロン製。ここは安っぽくてちょっと残念。

Slow Wear Lion「8593CAR」を試し履き。

家の中で試し履き。ほんとだ、痛くない! 一見硬そうですが、革は柔らかめ。良くフィットして皮膚を強く圧迫する部分がありません。

買った初日から痛くないブーツは初めてかも。

まとめ

○良いところ
・購入初日から足が痛くない
・サイドジップのおかげで、上までタイトに締め上げられる
・金額の割に、高級そうな見た目

 

△残念なところ
・安っぽい靴紐
・不思議なところで終わるステッチ

 

価 格:1万6092円(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:
「次はここのエンジニアを買おう」と決めました。

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