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ヤマハ「ヤマルーブ サスペンションオイルM1」買った

久しく更新が滞っていたわけですが。

やっと夏休みを取り、昨年は台風に追われて断念した九州ソロキャンプツーリングに行ってきました(これを書いているのは帰りのフェリーの中なんですけどね)。

控えめに言って、九州は楽園でした。来年もぜひ行きたい!

さて、九州ツーリングに行く前に、気になっていたのがフロントフォークのメンテナンスです。新車で購入したVMAXも、走行距離が2万㎞を超えましたが、ネットのお話では、VMAXは重量級なので、2万も走ればフォークオイルの交換時期なんだとか。

「……旅先でフォークオイル漏れたら嫌だよなぁ」

ということで、指定の純正フォークオイル、ヤマハの「ヤマルーブ サスペンションオイルM1」と、フロントフォーク周りの消耗部品を購入しました。

購入に至る経緯

お恥ずかしながら、実はこれまで自分でフォークオイルを交換したことがないんです。
(漏れてきてから「あ、やべ」ってバイク屋に持ち込んでシールごと交換してもらう感じ)。

ということで、近所の「どこで買ったバイクも整備いたします!」を掲げるYSPに
フォークオイル交換について相談したところ、
「他店で購入したバイクだと工場は1カ月待ちで、工賃は2万5000円です」とのこと。まあ、しょうがないですわな。

次に、某大型バイク用品店にフォークオイル交換について相談したところ、
「VMAXはやったことないから、フォークオイルの交換のみ(オイルシール交換なし)で、時間は4時間みてください。あと工賃2万円」とのこと。

……高い、高すぎる。
そんなら、サスのプロショップ(スクーデリアオクムラとかテクニクスとか)にオーバーホール依頼するかなぁ、といつも世話になっている友人に話したところ、「場所貨してやるから自分でオーバーホールすれば? わかんないところあれば教えてやるから」と。

……何事も挑戦してみるのは良いことですもんね。そうしましょう。

さて、オーバーホールにあたり購入したのは以下のもの。なお、年式によって違いがある可能性が「非常に」高いので、ご購入される際はきちんとパーツカタログをご参照ください。

●ヤマハ「ヤマルーブ サスペンションオイルM1」×2
●Oリング(CS4-43862-40)×2
●ダストシール(2S3-23144-00)×2
●オイルシール(2S3-23145-00)×2
●オイルシールクリップ(2S3-23156-00)×2
●スライドメタル1(2S3-23125-00)×2
●スライドメタル2(2S3-23135-00)×2
●ガスケット(90430-10171)×2
●ダンパーロッドホルダー(90890-01447)←こいつが食わせもんだった

■交換手順……のようなもの

初めての交換作業に夢中で、写真を取り忘れまくっております。あくまでご参考程度で。

フロントスタンドは持ってないので、チェーンブロックでバイクを天井から吊ってもらい、フェンダー、ホイールを外し、フロントフォークを抜きます。

未来の乗り物みたいですね。なお、フォークを抜く前にフォークのトップキャップを緩めておくと、あとの作業が楽です。

トップキャップを外し、フォークを伸び縮みさせながらオイルを抜きます。真っ黒。

ダストシール&オイルシールクリップを外してから、インナーチューブをゴン! ゴン! と引っ張ってスライドメタルやオイルシール、ワッシャーなどごとぶっこ抜きます。

さて、VMAXのフォークOHには2つの特殊工具が必要です。

●「フォークシールドライバー(90890-01502)」……オイルシールを叩き込むハンマー/4万4770円
●「ダンパーロッドホルダー(90890-01447)」……ダンパーロッドが回らないように固定するもの/4697円

年に数回OHするならまだしも、数年に1回使うものに4万円払えるほどブルジョアジーではありません。また「塩ビパイプでなんとかなった」という先達のBlogもありました。

一方、5000円弱なら何とかなりそうなので、「ダンパーロッドホルダー」だけ購入したのですが、いざ使おうとすると先端の形状が合わない

私は初期モデル用の日本語サービスマニュアルしか持ってないのですが、どうやらスプリングスリーブ(?)の形状がマイナーチェンジしている、または、逆車だと形状が違うようなんです。

「ケチらず追補版マニュアルも買っとくべきだった」と悔やむ私を横目に、友人が手近なスチールパイプを利用して、即席の特殊工具を作ってくれました。頼もしすぎ。

手製の特殊工具でダンパーロッドが回るのを抑えつつ、フォーク下端のボルトを抜きます。

もろもろ外れました。

パーツクリーナーをジャブジャブ使って、すべてのパーツをきれいにしたあと、元通りに組み直していきます……が、スライドメタル1(アウターチューブブッシュ)が全く入らない。「え? どうして?」ってくらい全然入らない。友人も「普通はスルッと入るんだけどなぁ」と首をひねるくらい入らない。

しかたなく、友人の持ってる一番径の大きいフォークシール用のハンマー(φ50。VMAXはφ54)を手で抑え込みながら、ゴンゴン叩き込みます。

つぎにオイルシールですが、これも全く入らない。流れで先ほどのハンマーを使い、2人がかりで交代しながら、手が痛くなるくらいガンガン、ガンガン、ガンガン叩いて、何とか封入しました。……大丈夫なのかな、これ。

フォークオイルを既定の915mL計って入れます。マニュアルには「スプリングを抜いて、油面の高さが104mmとなるように……」とありましたが、またスプリングを外すのは面倒なので「まあ、いいだろ」と判断。

消耗部品をすべて新品に交換して、元通りに組み直します。ネットで見た情報では、少し突き出すと旋回性が向上する、というお話でしたが、現状特に不満はないので規定のママとしました。

レビュー

さて、私はサスセッティングの違いが判らない男(♪ダバダー)なのですが、OH後に首都高を走ってみると、「フロントが突っ張ってる感じがする(曲がりにくい)」と感じました。新品のオイルが硬いせいか、消耗部品にアタリが出ていないせいか、それともゴンゴン叩き込んだスライドメタルのせいなんでしょうか。

あと、跨ったままバックさせようとフォークをストロークさせると「ギュポッ、ジュプッ」と空気を吸い込むような音がします。前もこうだったっけか?

自身の整備につきものの「不安」を覚えます。

でも、プリロードを標準から1段弱めて最弱にしたら、これまで同様スムーズに曲がれるようになりました。ギュポ音に関しては相変わらずですが、うん、まあ、大丈夫でしょ(いい加減)。

まとめ

○良いところ
・指定フォークオイルなので安心

△残念なところ
・通常のフォークオイルより高い

価 格:3076円×2本(+消耗部品9284円+特殊工具4697円)
満足度:★★★ 
総 評:
正直フォークオイルのことはよくわかりません。が、交換作業の手順はわかったので、次回も自分でやってみようと思いました。