このところ週末になると雨ばかりでバイクにも乗れず、慣れないWin10 に戸惑いつつ、新PCへの移行をぼちぼち進めています。
で、旧PCは従来のモニターに、新PCはTVに繋いで2台を立ち上げながら環境を移しているんですが、キーボードが1枚しかないので、引っこ抜いては差し替え……と実にめんどくさい。
「キーボードは消耗品だし、もう一枚買っておくか」と考え、
ELECOM「TK-FCP096BK」を購入しました。
購入に至る経緯
実は、私はパンタグラフキーボードが大好き。
過去に何枚も試した結果、FilcoのExcellio Liteというキーボードをここ数年愛用しています。カッチリとした打鍵感がたまらないのです。
なもんで、「場所を取らない10キーレスの奴とか出てないかな?」
とダイヤテックのWEBサイトを見てみたら、なんとすでに生産終了。
うーん、パンタグラフは人気がないんですかね。
さて、そうなるとますます手元にある1枚を大事に使わなくてはいけません。今のように抜き差しして使ってたら、あっという間に壊れてしまいます。
そこで、めぼしいパンタグラフキーボードを捜したところ、ビットトレードワンのゲーミングキーボード「BFKB88PCBK」が良い、というレビュー系Blogを発見。
秋葉原の某店に在庫があったので、会社帰りに立ち寄り、実際にポチポチと試したのですが……うーんExcellio Liteと比べてしまうと、ちょっとなあ。
失意のまま、置いてあるパンタグラフキーボードを片っ端からポチポチしたところ、ELECOM「TK-FCP096BK」のタッチが割といい感じだったので、購入することにしました(け、決して値段の安さにひかれたわけではないのです)。
レビュー
超薄型と書かれたパッケージ。シンプルですね。
なんでこういうのって最薄部しか書かないんでしょうね。
平均厚みとか……じゃ良くわからないか。
さて、キーボード選びの上で譲れないのが「有線」であること。
今はどうなのかわかりませんけど、一昔前の無線タイプキーボードは、押した瞬間に文字が出ず、そのちょっとした遅延にイライラさせられたものでした。
「TK-FCP096BK」はちゃんと有線タイプです。ケーブルは細めで頼りないですが、1.5mと長く、取り回しで悩むことは無さそうですね。
愛用のExcellio Lite(下)と並べてみるとこのサイズ感。10キーがないこともあり、非常にコンパクトです。
キーが独立したアイソレーションタイプなので、キーのサイズが小さく見えますが、キーピッチはちゃんと19mmあります。
一番右の2列だけがキー小さめですが、エンターキーもちゃんと大きく、キー配列も変態配列ではありません。
なにより、カーソルキーがちゃんと独立してて、間違えて押しにくいところがいいですね。
キーストロークは2mmと浅め。打鍵感はExcellio Liteほどカッチリしていませんが、まあ悪くないです。売ってるパンタグラフタイプキーボードのなかでは、一番カッチリしてました。
キーボード自体のゆがみやカタツキもなく、実売価格を考えると十分すぎるクオリティです。
まとめ
・有線でパンタグラフで10キーレス
・変態配列じゃない
・コンパクト
・Excellio Liteと比べると、やや安っぽい打鍵感
・価格相応な見た目
価 格:1,637円(税込)
満足度:★★★☆
総 評:今となっては貴重な「有線・パンタグラフ・標準配列」のキーボード。こうなるとポインティングデバイスも欲しくなってくるな……。
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