メインPCをNUCに切り替えることにしたわけですが、
1点だけ気にかかったのが音。
これまでのPCは、ONKYOのSE-90PCIというサウンドカードと、同じくONKYOのGX-77Mというスピーカーを、アナログ接続(RCAピン)で繋いでいました。
この組み合わせで、音に関してはまったく不満がないんですよね。
ところが、NUCはサウンドカードの拡張なんてできません(あたりまえ)。
こういう3.5mmステレオミニプラグ→RCA変換ケーブルを使えばいいんですが、
NUC8i5BEHのステレオミニジャックは正面に付いているんです。
でもって、常に正面にケーブルが刺さってるのが、なんかこう、イヤなんですよね。
幸い、GX-77Mには光デジタル端子も付いているのですが、
NUC8i5BEHには光デジタル出力がない。
じゃあ、GX-77Mを捨てて別のUSBスピーカーにすればいいんですけど、
次のスピーカーの音がここまで良いものかどうかもわからない。
「しかたない、USB DACを買うかー。でも大きいし、電源も必要だしムダだよなー」
とAmazonを見ていたら、「OPTICAL・COAXIALデジタル出力を増設するだけ」
というシンプルなものを発見。しかもバスパワー駆動で、価格もお手頃。
「まさにこれ!」
ということで、「FX-AUDIO FX-D03J」を購入しました。
レビュー
DAC(デジタル-アナログコンバーター)ではなく、
DDC(デジタル-デジタルコンバーター)というものだそうです。
オーディオメイニアではなく、細かいところまで語れないため、詳細はメーカーさんのブログを見ていただく方が良いと思いますが、相当こだわって作っている商品のようですね。
すごくシンプルな箱で到着。
本体と説明書のほか、USBケーブルが付いていました。
では袋から出してみましょう。
左側にはType BのUSB端子(インプット)。バスパワー駆動なので電源供給のジャックはありません。端子右のポッチリは通電を示す青色LEDです。
右側には、オプティカルとコアキシャルの端子(アウトプット)があるだけ。実にシンプル。
サイズはとてもコンパクトです。
では接続。おー、ちゃんと音が出る(あたりまえ)。
「電力会社によって音質が違う」的な真のオーディオメイニアには、
「バスパワーだとPCのノイズが混入して云々……」と言われてしまいそうですが、
私には十分すぎるほどいい音です。
低音が出ないとメロディがまったくわからない
Soundgardenの「4th of July」も、低音がブリブリよく聞こえます。
あ、奇しくも今日は7月4日ですね。
クリス・コーネル、本当に歌うまかったよなぁ(遠い目)。
まとめ
・光出力を増やすだけ、というシンプルな構造
・お手頃な価格
・とくになし
価 格:2,480円(税込)
満足度:★★★★
総 評:友人がもってきたノートPCをスピーカーに繋ぐ、というときにも役立ちそう。
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