Intel「NUC8i5BEH」買った。

Intel「NUC8i5BEH」の箱。 デジタルモノ

Windows7のサポート終了までほぼ半年となり、
会社のPCもWin10への入れ替えが着々と進んでいます。

我が家のPCもWin7。10年近く前にBTOで買ったものですが、SSD化と不要サービス停止などにより、起動・終了は会社のPCより早いくらい。キビキビ動くし、PCでゲームもしないので、通常使用している分にはノンストレスです。

「それはそれとして、今のPCの性能はどれくらい良くなったのかねー」と久しぶりに調べてみたら、「Sandy bridge おじさん(※1)」という言葉を発見。
※1 いまだにIntelの第2世代Coreプロセッサーを使い続けている人

(あれ? ひょっとして家のPCもSandy bridgeだったっけ?)と、
家に帰ってからシステムのプロパティを見ると…

旧PCはCore i7 860でした。

なんとCorei7 860(Intelの第1世代Coreプロセッサー)
「Sandy bridge おじさん」どころか、「Nehalemおじいちゃん」でした。

Win10は割と低スペックのPCでも動くそうなので、たぶんNehalemでも問題ないとは思うのですが、せっかくなので新しいPCの買い時なんじゃなかろーか。
もう10年近く使ってるわけだし。

今から買うならハイスペックを追うのではなく、ミドルクラスの性能のものを数年で買い換えていくほうが結果的に楽しく使えそう。PCでゲームもしないし、Core i5で十分でしょう。
というわけで、Intelのベアボーンキット「NUC8i5BEH」を買いました。

外観チェック&組み立て

実は数年前からNUCの存在は知っており、そのコンパクトさが気になっていました。
ただ、「ノートPC用の低電力CPUだし、動きがモッサリしてるんだろうな」と思ってたので、食指が動かなかったのです。

ところが、2018年秋に発売されたNUCに載ってる、第8世代のCoreプロセッサーは、一気に性能が上がったようですね。NUC8i5BEHのCPUは低電力のUシリーズですが、比較サイトを見るとすべての面でi7 860を凌駕しています。

Intel「NUC8i5BEH」の箱。

現物を見て、あまりの箱の小ささに驚きました。

Intel「NUC8i5BEH」の中身。

本体とマニュアル、写ってないけど電源アダプタなどが入っています。
本体の上にある黒い板はVESAマウント。ほぼ同サイズですね。

Intel「NUC8i5BEH」の正面パネル。

正面。右の黒い■が電源ボタン。スピーカーのフォーン端子とUSBポートが2つ。
黄色いUSBポートは、電流供給量の大きい「Powered USB」だそうで。
スマホ充電するときは、こっちに繋いだら充電が早いんだろか?

Intel「NUC8i5BEH」のリアパネル。

背面。左から電源のジャック、HDMIポート、LANポート、USB3.0ポート×2、Thunder bolt3(USB3.1 Type-C)。USB3.1は映像を出力したりと、色々と使えるようです。

Intel「NUC8i5BEH」の側面。

側面。マイクロSDスロットと、盗難防止(ケンジントンロック)の穴が付いてます。メッシュの面積が大きく、エアフローは良さそう。

Intel「NUC8i5BEH」の底面。

底面。ゴム足部分の4本のネジを緩めて底板を開け、メモリやSSDを組み込んでいきます。

Intel「NUC8i5BEH」にメモリとSSDを組み込む。

メモリとM.2SSDをマザボ側(左)に、2.5インチSSDを底面(右)にセット。
(静電気を怖れて一気に組んでしまったので、途中の写真がなくて申し訳ありません)

Northwood(Intelの第2世代Pentium4プロセッサー)時代に自作をしたことがありますが、今回はベアボーンキットなのでCPUやクーラーの取り付けもなく、ケーブルの取り回しも気にしなくて良いので、プラモデルより組むのが簡単ですね。

「ミドルクラスの性能のものを」と言っておきながら、
メモリは32GB、SSDはM.2-2280と2.5インチのどちらも1TBと奢ってみました。

なお、電源アダプタにつなぐAC電源コード(いわゆるミッキーケーブル)は別売りです。

Intel「NUC8i5BEH」の電源をオンに。
各種ケーブルをつないでスイッチオン。
電源ボタンが青く光ります。左でオレンジ色に光っているのは、内部ストレージのアクセスランプ。OSはWin10 Proを入れました。

めんどくさがりなので、ドライバ&BiosアップデートはIntelのまとめてくれた物を使用します。

レビュー

さて、ベンチマークを取ってみましょう。
まずはPASSMARKで。

旧PCのベンチマーク結果(1)。
旧PC
Intel「NUC8i5BEH」のベンチマーク結果(1)。
NUC8i5BEH

グラフィック性能以外はほぼダブルスコアですね。

次に、FF14のベンチマーク計測アプリを使おうと思ったら
旧PCでは途中で再生不能に。仕方ないのでドラクエベンチを起動。

旧PCのベンチマーク結果(2)。
旧PC
Intel「NUC8i5BEH」のベンチマーク結果(2)。
NUC8i5BEH

おや? 古いPCのほうがスコアがいいですね。

参考までにエクスペリエンスインデックスを見るとこんな感じ。

旧PCのエクスペリエンスインデックス。
旧PC
Intel「NUC8i5BEH」のエクスペリエンスインデックス。
NUC8i5BEH

さて、肝心の体感スピードですが……うーん、これまでのPCもサクサク起動したし、反応もキビキビしてたので、それほど感動はありませんね。

Intel「NUC8i5BEH」と古いPC。
でもそんなことより、このサイズで下に置いてあるPCより性能が良いことに感動します。……そして部屋の汚さたるや。こちらもなんとかせねば。

なお、今までは机の下にPCがあったので気になりませんでしたが、机の上に置いて使用するようになったことで、ベンチマークで負荷をかけたとき、ファンの音が聞こえるようになりました。大して大きい音ではないんですけどね。

まとめ

・小さい
・消費電力が少なそう

・オプティカル出力がない(まあ、今どきしょうがないか……)

価 格:11万5,561円<NUC:4万6680円/M.2SSD 1TB:1万3065円/2.5インチSSD 1TB:1万3780円/メモリ32GB:2万1304円/ケーブル:486円/Win10Pro:2万246円>(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:
小さなボディに機能が凝縮されてる感じでグッときます。

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