最初に入った会社の同僚に、愛媛県松山出身のやつがいました。で、同期みんなで彼の実家に遊びに行ったとき、初めて「一六タルト」というものを食べたんです。
「一六タルト」。見た目は、あんこのロールケーキ。子どもの頃からあんこが苦手で、ロールケーキもそれほど好きではないのですが、なんとなく「場の雰囲気」ってやつで口に運び、その味に衝撃を受けました。
ふわふわのスポンジケーキに包まれた、甘さ控えめのこしあん。そして、鮮烈に香るユズのさわやかさ。外見からは想像も付かない上品な味わいで、帰りに大きいサイズを1本買って帰るほど気に入ったのです。
さて。
先日近所のスーパーで、全国物産展的なイベントを開催していたのですが、通常の一六タルトといっしょに「ひと切れ一六タルト(甘夏みかん)」なるものが並んでいました。ノーマル一六タルトに一度手を伸ばしかけたものの、よくみると甘夏みかんのほうには<季節限定>の文字が。
「ここで買わなきゃ、次いつ出会えるかわからないな」と思ったので、「ひと切れ一六タルト(甘夏みかん)」を買いました。
↑あ、ネット通販で買えますね。
レビュー
箱を開けてみると、一切れごとに個包装された一六タルトが3つ入っています。おや、包み紙越しに透けて見える姿が、ちょっと黄色い気がしますね。
封を開けてみるとこんな感じ。スポンジケーキもあんこも、ほんのりオレンジがかっています。甘夏の果汁でも入ってるのかな。
やっぱり甘夏の果汁と果皮が入っています。・・・あれ? 「生餡(白いんげん豆)」ってことは、白あんベース? 後ろのほうには「生餡(小豆)」とも書いてありますが。
では実食。むー、甘い。
甘夏の香りは程よいのですが、柑橘系のさわやかさより先に甘みを強く感じます。みかん自体が甘いからなのかな? ノーマル一六タルトと比べると、後味がちょっとザラザラしているように感じるのは、白あんがメインだからですかね。
まとめ
・しっかり甘夏感がある
価 格:486円(税込)
満足度:★★★
総 評:お茶にも合いそうだし、おいしいのですが、普通の一六タルトの方が私は好きです
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