我家の猫は完全室内飼い。ネットで猫に関する記事を見ていると、たいてい
「毎日、最低でも15分は猫と遊んであげること」
と書いてあります。そこで、毎朝エサを出す前に必ず遊んでいるのですが、最近はあまり食いつきが良くありません。
おもちゃを振っていても、2~3回飛びかかると、もう飽きてしまう感じ。
動かし方は毎回変えてるつもりなんですが、私なりのクセみたいのがあって、それに慣れてしまったのかも知れません。
ああ、なんてこった。運動させてあげないとかわいそうだ(まあ、いつも2匹で走り回ってますが)。
そこで「猫のおもちゃやお菓子は(キリがないので)なるべく買わない」という自分なりのルールに目をつぶり、Amazonのレビューなどで評判の良い、猫壱の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」を買いました。
外見チェック
「やれるもんなら捕まえてみな弐号」という挑発的な商品名。「最も選ばれている電動おもちゃ」だそうです。
売上の1%が、猫保護活動の会に寄付されるんですと。
擬音多めのパッケージ裏面。
電池は付属していません。では開けてみましょうか。
鍋のフタのような本体と、畳まれたシート、羽タイプとヒモタイプの2つのじゃらし棒が入っています。
本体の一部には、じゃらし棒を差し込むための突起が。ベージュの部分全体が動くようですね。
ヒモタイプのじゃらし棒。根本の方がピンクで先の方は赤と、微妙なグラデーションがついています。
こちらは羽タイプ。ホワホワですね。じゃらし棒&球の部分は適度に弾力のある樹脂製。羽タイプじゃらし棒にはスペアも販売されているようです。
さて、シートを拡げてみましょう。……あ、かわいい絵柄だったんだ。
商品名と色から、勝手にガーフィールド的なアメリカのカートゥーン柄が描いてあるのかと思ってました。弾力のあるビニールではなく、折り畳み傘みたいな、ガサガサとしたしっかり目の素材でできています。
本体をひっくり返すと、床に接する部分には4つのクッションが付いています。電池ケースのフタには、浮き彫りになった肉球の絵が。こういう細部にまで気を使っている商品はいいですね。
そのほか、保証書と説明書、あとキャンペーンの小さな冊子が入ってました。
セット内容にモレがないかチェック。左から「本体」「シート」「じゃらし棒×2」。一番右の「丸いの」は、きっと本体に付いてるんでしょう。
組み立て&レビュー
フタを外して単三電池を4本入れます。
先ほどの突起にじゃらし棒を差し込みます。まずは羽タイプをセレクト。
「丸いの」はやっぱり本体に付いていました。
ネジになっているワケではなく、左に軽く回すとロックが外れて、スッと取れます。
シートを本体にかぶせたら、もう一度「丸いの」を取り付けて準備完了です。
本体真ん中のボタンが電源&モード切替&タイマースイッチ。
押すたびに「初級」→「中級」→「上級」→「自動」→電源OFF→「初級」…と切り替わります。現在、どのモードなのかは、LEDが点灯することでわかります。
説明書には「モードの違い」について何も書かれていませんが、パッケージ裏面を見る限り、動作スピードが違うみたいですね。「自動モード」にすると、スピードの速さも変化するってことでしょうか?
真ん中のボタンを3秒ほど長押しすると「ピピピ」と音がなり、30分後に自動的に電源が切れるタイマーが作動します。なお、タイマー動作時はLEDが点滅します。
新しいもの好きな猫たち。拡げるとさっそく寄ってきます。
スイッチオン!……と同時に、驚いて飛びすさってしまいました。
じゃらし棒の先っぽだけがシートから出ている感じで、球状の部分がフローリングの上を転がるゴロゴロ音と、シートをこするガサガサという音がします。
フローリング床の上で動かす限り、モーターの動作音はあまり気になりませんね。
「初級モード」でも、動きはわりと速いです。時計回りしてたかと思えば逆回転したり、急に止まったり、小刻みに動いたり……と、細かく動作が変わります。
しかしビビって寄ってきませんね。
羽タイプをやめてヒモタイプにしてみましょう。
お、今度は食いつきが良いな。
パワーは弱めで、猫がじゃらし棒をガシッと掴むと「ウィウィウィ……」と動かなくなってしまいます。でも、パワーがありすぎて猫が振り回されてしまうほうが怖いので、これでOKです。もちろん、猫が離せばまた動き出します。
電源ボタンとモード切替ボタンが同じなので、「初級」で遊んでいて電源を切ろうと思うと、ボタンを4回押さなくてはいけません。しかも、押すたびにスピードが早くなるので、ちょっとわずらわしいですね。
害がないとわかったようで、もう一匹も寄ってきました。
まとめ
・動作音が静か
・動きがランダム&スピード調節可能で飽きにくそう
・電源を切るために、ボタンを何度も押さなくてはいけない
価 格:1882円(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:値段も手頃で良いですね。早々に飽きてしまわないよう、たまーに出すように心がけます。
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