……バッテリーが死にました。
「新車で買って1年半も経ってないのに!」
「ほぼ毎週、200kmペースで乗ってたのに!」
「ソロで走るときは、5000~6000回転付近で走るようにしてたのに!」
等々、持って行きどころのないモヤモヤした気持ちはありますが、
まあ、死んじまったもんはしょうがありませんわな。
さて、「どうせ買うなら、時代はリチウムバッテリーじゃね?」
ということでネットを見てみたところ、V-MAXに搭載している方が2人もいらしたので、人柱となってくださった先人に敬意を抱きつつ、AZバッテリーのITZ14S-FPを購入しました。
外見チェック
カジュアルなブリスターパック入り。でもって、バッテリーとは思えないほど軽いです。宅配ボックスで荷物を受け取ったのですが、家に帰って段ボールを開けるまで、何が届いたのか気づきませんでした。
右上、読みにくいかもしれませんが「電池質量約1.0kg」だそうです。
AZバッテリーって聞いたこと無かったんですけど、岡田商事のオリジナルブランドだったんですね。
12カ月または2万km保証付き。ラジコンや電動ガン界隈では、リチウムバッテリー(LiPoとかLiFeとか)は「過充電・過放電すると燃える」ことで知られています。バイク用リチウムバッテリーは大丈夫なんですかね?
(いや、大丈夫じゃなかったら、シャレにならんのですが)
パッケージには購入前確認事項が。……うん、たぶん大丈夫でしょう。
(※きちんと確認することをおすすめします)
では開封。バッテリー本体と、高さ調節用のゲタが2つ、ターミナル用のボルト&ナットがついてます。
バッテリー正面上部には、Testボタンが。
ポチッとすると、バッテリー残量を3段階のLEDで教えてくれます。
バッテリー上面左側、「使用器の注意事項」に、
充電電圧が14.8V以上でサルフェーション熔解機能等の電圧上昇機能がついている充電器は使用しないでください。
とありますが、我が家の充電器はサルフェーション熔解機能付き。
バッテリーが弱ってきたら、専用の充電器を買うしかありませんねー。
取り付け&レビュー
「……じゃあ、装着すっかなー(ため息)」
えーと、なぜ乗り気じゃないのかというとですね。
V-MAXは非常に整備性が悪くて、バッテリーにアクセスするまでに
ダミータンク上のインジケーターカバー:1本
ダミータンク:8本
バッテリーを覆うカバー:2本
と13本ものネジを外す必要があるんです。
クリクリ……
クリクリ……
はい、ようやくここまで来ましたよ。
さらに、3つのコネクターを外し…外…うーん、どうやっても1つが外れません。
まあいいや(適当)。
さて、ようやくバッテリーが見えてきました。銀の保護シートに包まれてますね。
あれ? これじゃせっかくのバッテリー残量チェックLEDが見えないじゃん。
うーん、まあいいや(適当)。
死んでしまったYUASAのバッテリー(YTZ14S)と比べると、高さがだいぶ低いですね。
そこで、付属のゲタを履かせます。
はい、収まりました。
始動してみると「何これ?」
新車で乗りだしたときですら聴いたことのない、高音でセルが回ります。
いわゆる普通のバイクと同じセルの音。
というバイク屋店員の説明を鵜呑みにしてたけど、最初から死にかけバッテリーを掴まされただけってことか。ちくしょー、●●● ●●●店(※)め!
※後日、別件で電話したときに上記の話をしたら、新品のYUASAバッテリーを送ってくれたので、名前は伏すけどな!
まとめ
・長期間の保証付き
・残量チェックLEDが便利(使えないけど)
・ターミナルのナットがずれやすく、取り付け時ちょっとイラつく
価 格:2万100円(税込)
満足度:★★★★☆
総 評:YUASAのバッテリーより値段が安く、重さも軽いのはいいですね。あとは、火が出ないことを祈ります……
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