CEESC「4WAY ペットドア」買った。

CEESC「4WAY ペットドア」装着。 インテリア

我が家に猫が来てもう5年。
「完全室内飼いだから、せめて部屋くらいは自由に行き来させてあげたい」と、リビングと寝室のドアは常にフルオープンにしてきました。

……が。

春秋は問題ないのですが、夏冬は冷・暖房代もバカになりません。また、ドアを開け放しにしていることで、家の中の会話や生活音が、玄関の向こうに聞こえやすくなっている可能性もあります。

ということで、前々から付けようと思っていたペットドアをようやく購入することに。Amazonを見てみると「多分同じ金型から作ったんだろう」と思われる商品群が、1300円~2000円程度で売られています。

すぐに取り付けたかったため、国内発送で翌日到着となっていたCEESC「4WAY ペットドア」を購入しました。

購入前の考察

さて、購入にあたり悩んだのがサイズ。
ペットドアを装着するにはドアに穴を開ける必要があるため、あとで「ああ、もっと小さくても良かったな」と思っても取り返しがつきません。

我が家の猫(茶色)。

我が家の2匹の猫(灰色、茶色)のうち、大きいのは茶色の方です。体重は4kgちょっとで、胴回りは40cm弱。でもメスなので体が柔らかく、小さいスキマにもぐいぐいと入っていきます。

CEESC「4WAY ペットドア」は3サイズ。

サイズはS・M・Lの3種類ありますが、

(小):20×19.2×1.5cm
(中):20×19.2×5.5cm
(大):25×23.5×5.5cm

と、SとMは同サイズで厚みが違うだけ(取り付けるドアの厚さに合わせて選ぶようです)。
そこで、とりあえず「M」を購入し、穴が小さすぎるようなら「L」を買い直すことにします。

また、本体色は白、黒、茶の3色ありますが、黒・茶はプラスチッキーなツヤが気になったので、床や壁の色に近い白を選びました。

外見チェック

CEESC「4WAY ペットドア」のパッケージ。

価格のわりに、しっかりとしたパッケージ。

CEESC「4WAY ペットドア」の内容物一覧。

箱の中には本体と説明書、木ネジ2種類×8本と、ネジ穴隠しのキャップ8個、両面テープが入っていました。説明書は写真とイラストが多めのもの。英語ですが、構造がシンプルなので取り付けで悩むことはないでしょう。

CEESC「4WAY ペットドア」のロックつまみ。

ペットドア下部には、左右にスライドする赤と緑のパーツが。このパーツの位置で、ドアの開閉をコントロールできます。

:フリー(どちら側にも開く)
ロック(開かない)
 :どちらかの1方通行

我が家の猫たちは、一度でもロックしようものなら警戒して二度と通らなくなりそうなので、常にフリーにするつもりです。

CEESC「4WAY ペットドア」の毛。

ドアのフチには、騒音防止&隙間風防止のモフモフとしたブラシが付いています。ドアの下端とドア枠の真ん中には磁石が。適度な磁力で引き合って、きちんと閉まります。

取り付け&レビュー

では取り付けてみましょう。
ちゃんとドアを外して施術するほうが簡単なんでしょうが、ドアを外すのが面倒なので、そのまま行うことにします。

CEESC「4WAY ペットドア」の型紙づくり。

まずは手近なダンボールに枠を当て、フチをペンでなぞります。

CEESC「4WAY ペットドア」の型紙をドアに貼ったところ。

カッターで切り抜いて型紙完成。これをドアにあてて、穴開け位置を決めます。

ドア枠は低すぎても高すぎても猫が通りにくいようで、猫の脚の長さ(足先からお腹まで)にドア下端を合わせると良いそうです。我が家の猫は2匹ともマンチカンなので、ドアの下端(穴部分)が7cmになる位置に決めました。

CEESC「4WAY ペットドア」装着のためにドリルで穴開け。

型紙の内側をボールペンでなぞってから、おもむろに4隅にドリルで穴を開けます。一気に反対側まで貫通させても良いのですが、ズレてしまったら切ないことになるので、片面ずつ穴開けしました。

CEESC「4WAY ペットドア」取付用に買った挽廻し鋸。

ここで、今回のためだけに購入した「挽廻し鋸」登場。しっかりした商品なのに545円と激安です。

CEESC「4WAY ペットドア」のために、養生テープを貼る。

穴の外側をテープで養生して、ギコギコすること約10分。
……おかしいですね。きちんと切り離したはずなのに、板が外れません
マイナスドライバーを突っ込み、てこの原理でバリバリバリッ! と剥がします。

ドアの片側をはがしたところ。

中は空洞で、ハニカム構造的な補強の厚紙が入っていました。

CEESC「4WAY ペットドア」のためにドア貫通。

反対側も同様に、ドリル&ノコギリアタックで無事貫通。穴のラインがガタガタですが、ドア枠の太さは1cm以上あるので、装着してしまえば見えません。

ところが、穴の大きさがぴったりすぎて、枠がきちんとはまらない。
しかたなく、以前購入したルーター「RTD35ACL」を投入。

ドアの穴をルーターで拡大。

再度、養生テープを貼り直し、ゴリゴリと穴を広げていきます。細かい木の粉が大量に出るのでマスク必須です。

CEESC「4WAY ペットドア」の枠を付けたところ。

無事に枠がはまりました。

CEESC「4WAY ペットドア」のドアにシリコンスプレーを吹く。

Amazonのレビューに、「ドアがきちんと閉まらないので、軸を削った」「CRCを吹いた」という意見があったので、組み込む前にドアの軸にシリコンスプレーを吹いておきます。

CEESC「4WAY ペットドア」をねじ止め。

枠の4隅を木ねじで固定。

CEESC「4WAY ペットドア」にネジキャップを装着。

ネジ穴はキャップで隠すことができます。

CEESC「4WAY ペットドア」装着。

完成。なかなかきれいな仕上がりです。

今回、リビングと寝室の2カ所にペットドアを付けました。最初の1個を付けるのには約2時間かかりましたが、コツをつかんだおかげで、2個目は1時間で完了。穴をやや大きめに開けるのがポイントですね。

CEESC「4WAY ペットドア」を覗く猫。

……で、装着から1週間。茶色の猫は「バコン!」とこともなげに通り抜けていますが、灰色の方はまだまだ苦手な様子。早く慣れてくれると良いのですが。

まとめ

・磁石や隙間風対策など、きちんとした作り
・手頃な価格

・枠に書かれた「CEESC」のロゴ
・プラスチック感あふれる質感
・派手な色使いのロックつまみ

価 格:1,399円 (税込)
満足度:★★★
総 評:
木目調とかあればいいんですけどね。

 

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