ハンドルの端っこに付いていて、振動などを低減する(?)役割を持つバーエンド。
アクセル操作中にグローブが当たってしまうせいか、右のバーエンドがときどき緩みます。
気がつくたびに締め直してはいたのですが、走行中にふと見ると、どこかで落としたのか無くなっていました。
……まあ、落としたのに気づいたのは1カ月以上前の話なんですけど。
付けていたバーエンドは、ハンドルを交換したときにセットで付いていたもの。
もちろん単体でも買えます。
形がシンプルだったので使ってましたが、とくに思い入れがあったわけでも無いので、別の物を買うことに。
そこで、デザインがシンプルで色使いも地味めな、Posh 「ミドルウエイトバーエンド マットチタン」を購入しました。
購入に至る経緯
バーエンドはドレスアップパーツも兼ねているので、種類が豊富。
それこそワンコインで買えるものから5~6000円するものまで、地味な黒からカラーアルマイトのギラギラしたものまで、シンプルなキャップ形状からトゲトゲ・ゴツゴツしたものまで、バラエティに富んでいます。
AmazonやWebikeをしばらく眺めていたのですが、数が多すぎてよくわからなくなってきました。
そこで、人気順に見てみるとDAYTONAの削り出しか、Poshのウルトラヘビーバーエンドが人気の様子。
Daytonaのは……うーん、ちょっと派手かな(個人の感想です)。
ウルトラヘビー~はシンプルですが、大きくて存在感がありすぎかと(個人の感想です)。
そこで、シンプルでデザインも悪くないPoshのソリッドバーエンドにしようかと思いました。ただ、固定方法が「ボルトを締め込んでいくと、ゴムが潰れて太くなり、ハンドルから抜けなくなる」というタイプ。これ、今回無くしたアクティブのバーエンドと同じ(というか汎用品で一般的な)固定方法なんですよね。
初めのうちはいいのですが、ボルトが緩む→締める→緩む→締める……を繰り返すうち、
こんな感じで、バーエンドに近い方のゴムが変形して太くなってきます。すると、グリップとバーエンドのすき間がどんどん広がってかっこ悪いし、何より抜けやすくなる。
(まあでも、ゴムの部分にボンドでも塗っとけばいいか)とポチりかけたところで、「ミドルウエイトバーエンド」なるものを発見。デザインもソリッドバーエンドと同じでシンプルだし、色もいい。値段がちょっと高すぎる気もしますが、まあ頻繁に買い換えるものでもないし。
ということで、ポチった次第です。
外観チェック
シンプルなパッケージ。無難なマットブラックにするか、私のVMAXの色に近いっぽいマットチタンにするか悩みましたが、せっかくなのでマットチタンにしてみました。
ハンドル内径14~19mmに対応。
取り出してみました(左の2個)。
とりあえずバラしてみます。
「バーエンド、ボルト、ナット、ゴム」というシンプルな構成のものが多い中、「ミドルウェイトバーエンド」は、ナット、ストップラバー(太さ調整用ゴム)、ストップカラー(太さ調整用パーツ)、スリット入りのパーツ&真鍮製のインナーウエイト、アウター、ボルトという複雑な構造。
ボルトを締め込むと、楔形のナットがスリット入りパーツに食い込んでいき、先端(ハンドルバーの奥側)が広がることで抜けにくくなるようです。なるほど。
アウターはアルミ製。別売りもしてるので、気分次第で色を変えたり、立ちゴケで傷つけたときにガワだけ交換したりもできます(まあ、アウター単体で安いバーエンドが買えるくらい、いい値段するんですけどね)。
左が「ミドルウエイトバーエンド」、右が今回落としたアクティブのバーエンド。デザインは同じくらいシンプルですが、「ミドルウエイトバーエンド」にはマットカラーもラインアップされていて、文字なども入っていないので、より私好みです。大きさ的にはほとんど変わりません。
重さはアクティブのものが82g。
「ミドルウェイトバーエンド」は155gと2倍近い重さ。振動低減に役立ちそうです。
……まあ、VMAX乗ってて、ハンドルの振動が気になったことないんですけどね。
取り付け&レビュー
装着前にボディの色と比べてみます。VMAXのグレー(マットグレーメタリック3)に、マゼンダをほんの少し足した感じ。実際に目で見ると、ほとんど色の違いは気になりません。
では装着……という段階になって、初めて、スリット入りパーツとインナーウエイトが外せる(別パーツになっている)ことに気付きました。そりゃそうか。
工具箱の中が散らかっててノギスが見つからなかったので、ハンドル内径をメジャーでざっくり計測。14mm程度なので、ストップラバーとストップカラーは使う必要がなさそう。
というわけで、ナット、スリット入りパーツ、インナーウエイト、カバー、ボルトを仮組みしてハンドルに差し込みます。
ボルトを締めたら完成。ねじ止め剤は使いませんでした。
うん、違和感ないですね。ひとっ走りしてみましたが、振動などもとくに変化ありませんでした(鈍感なだけの可能性大)。
まとめ
・シンプルなデザイン
・抜けにくい構造
・アウターカバーだけ別に購入可能
・値段が高め
価 格:4,719円(税込)
満足度:★★★★
総 評:ビビッドカラーもあるので、派手好きな方にも良いかと。
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