ふと気がつくと、V-MAX購入から1年が経っていました。
10~11月は「週末になると天気が余り良くなくてなぁ」12~3月は「年を取って寒さに弱くなったからなぁ」と自分に言い訳をしていたため、1年間で7000km程度しか乗れていません。今年は泊まりのツーリングに行きたいもんですねー。
さて、1年経って気になるのが「ちょっと銀色のパーツが多いよな」ということ。
アクの強いデザインのバイクに乗っていて言うのもアレですが、基本的に地味な見た目が好きなのです。
とはいえ、カーボンパーツは結構なお値段ですし、不器用なので自分で塗装しても失敗しそう。となるとカラーアルマイトしかありませんわな。
「カラーアルマイトを依頼するときの相場っていくらくらいだろう?」とネットをツラツラ眺めていると、光研電化という会社が、箱に詰めて送るだけでカラーアルマイト加工をしてくれる「アルマBOX」というものを販売していることを発見。さっそくバイク用で一番小さいサイズの「アルマBOX20」を買ってみました。
開封&部品取り外し
これが光研「アルマBOX20」。単なる段ボールに見えますね。
大きさをはかるのを忘れてしまいましたが、30×13.5×6cmと結構小さめ。スリムなティッシュペーパーの箱(約22.5×11.5×4.5cm)より、ちょっと長くて大きいかなー、くらいです。
この箱にアルミパーツを入れて光研電化に送ると、商品名通り合計20品までカラーアルマイト加工をして返送してくれます。色は17色から選べますが、1つの箱で選べるのは1色だけ。
中を開けると……スカスカですね。
「申込書」と「注意事項」、そして発送前の「チェックシート」と「ゆうパックの送付状」が入ってました。
アルマイト加工の色見本くらい入っているかと思ったけど、ネットで見ればOKってことか。
なお、光研電化のWebサイトには「『つや消し』始めました!」と書いてあるけれど、申込書の色覧に「つや消し」の項目はないですね。
今回黒くしてもらうのは、ラジエーターのサイドパーツと、フレームに付いた謎の三角プレート。写真の赤く囲んだ部分です(画像は国内仕様)。
ダミータンク上のメーターバイザー(?)も黒くしようか悩みましたが、箱に入りそうもなかったので今回は見送り。……ま、まあ、ここはマットシルバーの車体に、シルバーのパーツが似合ってるから(負け惜しみ)。
では、三角プレートを外しましょう。ヘックスではなく、T30のトルクスネジですね。
ネジ止め剤が塗ってあるようで、ネリネリとした感触が伝わってきます。
あれ? 3本ともネジを外したもののプレートが外れません。
爪を引っかけて引っ張ると、んんん?
ぶっといゴムの管がプレートの後ろにくっついていました。これがフレームの穴に刺さってたんですね。
フレームにはぽっかりと丸い穴が。
次にラジエーターのサイドパーツを取り外します。こちらはヘックスですね。
右側はなんてこともなく終了。
「さて左側も……」と思ったら、なんと言うことでしょう。
ホーンのステーがジャマで、ネジにアクセスできません。
しばらく、あーだこーだとホーンを押したり引いたりしてみたのですが、「横着をすると、たいていロクな結果にならない」という、これまでの人生で学んだセオリーに基づいてホーンステーを外すことに。
配線抜いて、ホーンを外して、ステー内のボルトを外して、ステーを上に抜いて……あー、しちめんどくさい!
ということで無事、この状態に。
はい、今日の戦利品はこの6点です。余分なオイルなどで染まりムラが出ないように、中性洗剤でジャブジャブ洗います。
傷つかないように包んで箱に詰めると……ギューギューですね。
送付状に記入してコンビニへ。余談ですが、ゆうパックってセブンイレブンとファミリーマートは取り扱ってないんですね。500mほど離れたローソンまでテクテク歩いて行きました。
レビュー
さて、戻ってくるまで約1週間と書いてありましたが、日曜の深夜に出して木曜には戻ってきました。仕事が早い! しかも箱が大きくなって帰ってきました。
はやる気持ちを抑えつつ開けてみると……
とてもキレイに染まっています。さすがプロだな。
よーく見ると、取り外し時にレンチが滑って付けてしまった傷もうっすら残っています。うん、たしかに私のパーツですね(コーティングではなく表面処理なので、傷などは消えません)。
ひっくり返すと、手を抜いてネジ止め剤をきちんと落とさなかった部分は色が付いていませんでした。ええ、見えない部分なのでまったく気にしません。
で、黒くなったラジエーターカバーと三角プレートを装着。
うん、引き締まった感じがしますね(自己満)。
まとめ
・20点まで金額が同じ(往復の送料込み)。
・仕事が早くて、仕上がりも丁寧。
価 格:6480円(税込)
満足度:★★★★
総 評:たとえ町工場に持ち込んだ方が安かったとしても、私にとって「送るだけ」という手軽さは魅力です。
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